PayPayを今年から使うようになりました
ボーナス運用にチャレンジコースとスタンダードコースがあったので調べてみました。
まずどちらも、アメリカの有力企業500社で作られた指数「S&P500」に関係しているコースです。
S&P500には、GAFAなどの巨大企業やコカ・コーラ、マクドナルドなどの日本でもおなじみの会社も含まれています。
チャレンジコースはS&P500指数の3倍の値動きになるように設計された、「DIREXION S&P500 3X(ティッカー:$SPXL)」という金融商品のコースです。
スタンダードコースはS&P500指数と同じように動くように設計された「SPDR S&P500 ETF(ティッカー:$SPY)」というコースです。
※どちらも米国株市場で取引できますよ
とりあえずチャレンジコース(SPXL)とスタンダードコース(SPY)のチャートを確認してみます。
始める時期で数値は変わるのであくまで参考ですが。
赤:チャレンジコース(SPXL)
青:スタンダードコース(SPY)
まず3か月です
三か月前に始めたとすると、チャレンジコースなら22パーセントのプラスです
スタンダードコースなら7%プラスです。
元本割れした時はSPXLの方がダメージが大きいですね
次は2年です。
2年前にはじめてずっと持っていると、チャレンジコースなら80%プラスですね。
スタンダードコースだと40%くらいのプラスです。
長めにもっていてもチャレンジコースの方が得ですね
ただ、コロナショックの時は、直前に50%プラスだったのにマイナス50%になっています。たとえば100円ではじめたら150円になった後いきなり50円になってしまう感じです。
この値下がり幅の大きさが怖いですが、恐怖を乗り越えると大きくプラスになるようです。
5年前に始めると、チャレンジコースは367%もプラスですね
コロナショックの時は、直前まで260%近いプラスが出ていても、底ではマイナス8%となっていました。
数字を丸めていうと20ドルが75ドルになって19ドルになっています。
しかしコロナショックが終われば結局チャレンジコースのほうがリターンでかいですね
チャレンジコースは値動きが大きいですね
SPXLは、1日の値動きがSPYの3倍になることを目指して作られた商品です
SPYが1%値上がりすると、SPXLは3%値上がりするようなイメージです。
下落時もそのようになります。
変動幅が非常に大きな商品です。
コロナショックの時は、SPXLは1つ75ドルくらいの値段でしたが、下落時には19ドルになっています。(高値からの下落幅-74%)
一方SPYは337ドルから228ドルくらいになっています(高値からの下落幅-32%)
2月10日から3月16日までの1か月でこれだけ動きます。
スタンダードとチャレンジをミックスして運用するのもあり
スタンダードよりも上昇を狙いたいが、全部チャレンジは怖い、という人は両方をまぜてみたらどうでしょうか
たとえばスタンダード半分、チャレンジ半分とすると、
0.5×1倍+0.5×3倍=2倍のレバレッジになります。
スタンダードコースを4分の1にするとレバレッジは2.5倍です。
どちらか一方にするのではなく、混ぜ混ぜするのもよさそうです。
とにかく下落時にはチャレンジコースは大きく下がります。大きく下がってもあたふたしない程度でとどめたいですね。